人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2006年 04月 16日
コント級のラーメン屋
今日、LIVEに行った帰り。
国道2号線沿いの昔からあったラーメン屋さんが
改装していて、坦坦麺を売りにしたラーメン屋に
変わっていたので、試しに入ってみた・・・。

そこで起こったコト全てがコント・・・・のようだったので
記念にブログに残しておこう。と思う。

まず、外で食券を買って入るシステム。
一応、坦坦麺が売りのようなので、私は坦坦麺を。
連れが、味噌ラーメンと餃子・ライスを。

入った瞬間、なぜか不安な気持ちになる・・。満席なのに・・。

目の前のオープンすぎる厨房の中には
明らかに介護が必要なほどの、おじいAおじいBが。
いやいや、高齢化社会のこれからは、こんな風景にびびってちゃだめよね。
と、不安な気持ちを横にやりカウンターに座る。

またまた、明らかにおじいBの嫁と思われるおばあA
ラーメン鉢を持ってカウンターのお客さんに向かって「おたく、これ頼んだ?」
と、笑顔満開に聞いていた。
そのラーメンの上にはネギ・・・?いや、違う。どう見ても「食券」が乗っていた・・のである。
それ、おもろすぎるよ、おばちゃん・・。

待ってる間、丸見えの厨房の中では
おじいA(←白いキャスケットを横向きにかぶり、首には赤いバンダナ)が
おじいB(←フツウのおじいちゃん)に

「バカ!野菜は手でちぎれ!」

と、喝をいれていた。

どうも、おじいAが指導者のよう。そのおじいAが麺を湯切りして
スープを入れて、と一連のコトをしてるんやけど
麺の湯切りが、腕のチカラが限界なのか1回半くらいで
お椀に麺をいれるもんやから、茹で汁が

ダバダバッー

と勢いよくお椀に・・・。きってる意味無いから。

しかもそのお椀の中の麺を、おじいAがほぐそうとしたら
完全に麺の固まりを、箸で持ち上げていた。(まだ茹で上がってないじゃん!)
それでも知らん顔で次の工程に進んでいた。あわわわわ。

おじいAの荒々しさは、これでは済まない。
湯で麺機の横で餃子を焼いていたおじいA。
餃子の蓋をすべらせて

ザザッー

と、湯で麺機の中におとす!
そして戻す!(うわっー!)

もう、そんなコトでは驚きませんとも。かかってこい!

私達の前に待ってるお客さんが2組くらい居たのにもかかわらず
突然、私の前に「坦坦麺、誰?」ときた!おぉっ!順番カンケー無し!
見回したら、どうも坦坦麺は私だけのようだったので
頂くとする。

隣の女の子が
「すいませ~ん、これ角煮入ってます?」と聞いた。
どうやら、角煮入り味噌ラーメンを頼んだのに、肝心の角煮が無かった模様。

「あれ?あ、すいません」といっておじいBが、小皿に角煮を乗せて出していた・・・。
後ろでおじいAが
「何やってんだ!」と、またまたゲキを飛ばす。
そんなおじいAの社会の窓は開いていた・・・。(オェッ!)

連れのラーメンとライスが終わりかけの頃、餃子を焼いたフライパンが
ずーっと、台の上(コンロの上ではない)に置きっぱなしなのが
気になっていたのだが、やっぱりそれは連れの頼んだ餃子のようだった。

メニューでは

パリパリ餃子

となっていたのだけど

どう見ても

シナシナ餃子、としてでてきた。


結局、ラーメンの味も全然おいしくなかったので(半分も食べなかった)
だれにもオススメはしないけど
あの全てがコントのような様は、皆に見て欲しい!と思う。
しかも店を出るとき、なんと外で並んで待ってる人がいた!

ホントに途中、ドッキリカメラ?と本気でカメラを探した私であった・・・。

ちなみに大阪・福島の国道2号線沿い。角の店。  ぜひ。

by peramax | 2006-04-16 00:25 | in オオサカ


<< 木津卸市場 うどんの大和      ケーキハウス 庄谷 >>